統合失調症という病気
「統合失調症」という言葉をここ十数年で聞くようになりました。
精神のネットワークがうまく動かず、幻覚や妄想、自分の考えが上手くまとまらない、意欲がわかないなど様々な症状が起こる精神疾患です。
症状が起こると、自分でも思いも寄らない行動や言動をしてしまうこともあるため、周りとの関係がうまくいかなかったり、偏見の目で見られてしまうこともあります。
とはいえ、この「統合失調症」は実は100人に1人がかかっていると言われ、決して珍しい病気ではありません。
原因はまだはっきりとはわかっていませんが、遺伝子だけでなく、脳内で情報を伝える神経伝達物質のバランスがくずれることが関係しているのではないかといわれています。大きなストレスがかかることも関係があるようです。
そして、医学の発達による新しい薬の開発と心理社会的ケアの進歩により、初発患者のほぼ半数は、完全かつ長期的な回復を期待できるようになりました。
不安になると思いますが、「知る」ことそして自分の症状を「理解する」ことによって、回復への道は開けていきます。
統合失調症に関するよくある質問
リライフでの取り組み
リライフには看護師が在勤しており、病気の事で聞きにくい事や相談などあればいつでも聞いていただけたらと思っております。
統合失調症は症状が多岐に渡るので、わからない事や知りたいがあって病院で聞きにくい時はどんどん質問をしてください。
提携のクリニックの専門医に相談に乗ってもらうこともできます。